スウェーデンがナショナルデーをお祝い。ロイヤルファミリーも伝統衣装で勢揃い
毎年6月6日はスウェーデンのナショナルデー(Sveriges Nationaldag)。スウェーデンのアイデンティティと結束を祝い、国の歴史と文化に敬意を表す特別な日です。
スウェーデンの国民の祝日であるこの日は、1523年にグスタフ・ヴァーサ王がスウェーデン国王として戴冠し、スウェーデンがカルマル同盟から独立した日であり、1809年にスウェーデン憲法が制定された日でもあります。
1983年までは「スウェーデンの国旗の日」(Svenska flaggans dag)と呼ばれており、国民の祝日として公休日になったのは2005年のこと。
この日はスウェーデン各地でさまざまな記念イベントや行事が催されます。首都のストックホルムでは、王室や政府が主催する公式行事や式典が行われ、ロイヤルファミリーが揃って参加。また、首都だけでなく、各都市で市民によるパレードや音楽イベント、カルチャーイベントなどが開催され、国全体が明るい祝賀ムードに包まれます。
ナショナルデーは、ロイヤルファミリーが参加する式典や子供たちのパレードを見に行ったり、家族や友人と集まって食事やお酒を楽しんだりと、各々がそれぞれのスタイルで国の歴史を祝う、日本ではなかなか見られない国民の記念日。スウェーデンのエピックなムードを最大限に感じられる一日でもあります。