初めてのデンマーク旅行、コペンハーゲンで訪れたい5つの観光スポット
「北欧のパリ」と呼ばれるデンマークの首都コペンハーゲン。魅力の多い都市だけに、初めて訪れる人にとっては、どの観光スポットに行けば良いか迷ってしまうかもしれません。
そこで、この記事ではコペンハーゲンでおすすめする5つの観光スポットをご紹介。目にも楽しい湾岸地区や地元の食材が揃うマーケットなど、見逃せない名所をピックアップしました!
ニューハウン
ニューハウン(Nyhavn)はコペンハーゲンを語る上で欠かせない象徴的な地区の一つで、デンマーク国内でもっとも写真に撮られている観光スポットです。カラフルな建物に面した運河には、夏になると国内外からクルージングボートが集まり、オープンカフェやバーも建ち並んで、賑やかな活気に満ち溢れます。
海上からこの景色を楽しむことができるボートツアーは観光客に大人気で、ガイドが英語で地域の歴史やローカル情報を教えてくれます。また、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の旧居もこの地区にあります。
コペンハーゲン国立美術館
コペンハーゲン国立美術館(The National Gallery of Denmark)は、デンマーク国内最大の美術館で「SMK」とも呼ばれています。19世紀を代表するデンマークの建築家ヴィルヘルム・デスリング(Vilhelm Dahlerup)が設計した本館と、1998年に増築されたエリアから成る広大な展示スペースが魅力です。
ルネサンス期から印象派、モダンアートまで、数千点に及ぶ作品が展示されており、すべて見て回るには結構な時間がかかります。春から夏は、同敷地内の公園を散歩するだけでも気分爽快。コペンハーゲンカード(Copenhagen Card)の対象施設なので、カードがあればお得に入場できます。
アマリエンボー宮殿
アマリエンボー宮殿(Amalienborg Palace)は、デンマークの王室の宮殿であり、現デンマーク女王のマルグレーテ2世が居住しています。宮殿の一部はデンマーク王室の歴史やデンマークの文化を紹介する博物館として一般公開(要チケット購入)されており、王室の豪華な調度品や装飾品、絵画などのコレクションが展示されています。
また、毎日正午に行われる衛兵の交代式は一見の価値あり。ただし、交代式が行われるのは女王が宮殿に滞在している時のみなので、スケジュールは要チェック。ちなみに、宮殿にデンマーク国旗が掲げられている日は、女王が宮殿内に滞在しているサインだとか。
https://www.kongernessamling.dk/amalienborg/
トーベヘルネ
トーベヘルネ(Torvehallerne)は、2011年にオープンしたコペンハーゲン中心部にあるモダンなフードマーケット。地元の農家や食品生産者が直接販売する場所としてスタートし、新鮮な魚介類や肉類、野菜、チーズ、パンやスイーツなど、さまざまな食材が揃います。
デンマーク名物のスモーブローをはじめ、魚料理やパスタなど、各種イートインができるお店や、クラフトビール、オリーブオイル、チョコレートなどのお土産にちょうど良い商品を扱うお店まで50店舗以上。週末にはフリーマーケットやイベントが開催されることもあり、非常に賑やかになります。
人魚姫の像
アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフにしたブロンズ像で、1913年に彫刻家エドヴァルド・エリクセン(Edvard Eriksen)によって制作されました。コペンハーゲンでもっとも訪れる人が多い観光スポットの一つですが、実はこの人魚像、「思ったよりも小さい…」「景観が悪い…」と感じる人が多いようで、「世界3大がっかり名所」として知られています(笑)
ですが、その知名度から非常に人気のある観光スポットになっており、連日かなり混雑しています。午前中に訪れると近くで見ることができるかも。通常は岸から数メートルの海上に見えますが、干潮時には歩いて像まで近づくことができます。
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いかがでしたか? ここでご紹介した以外にも、デンマークを代表する建築家ヘニング・ラーセン(Henning Larsen)が設計した「オペラハウス」やコペンハーゲンを一望できる「ラウンドタワー」、歴史のある「チボリ公園」や「救世主教会」、コペンハーゲン市内にあるヒッピーの独立自治区「クリスチャニア」など、見どころは語り切れません。
デンマークを思い切り満喫するなら、5月初旬から8月中旬頃に訪れるのがおすすめです。この記事を参考に、初めてのデンマーク&コペンハーゲン旅行を楽しんでくださいね!