アリシア・ヴィキャンデルとマッツ・ミケルセン、北欧俳優陣がカンヌ映画祭に来場
フランスで5月16日に開幕した第76回カンヌ国際映画祭。レオナルド・ディカプリオ、ハリソン・フォード、ジェニファー・ローレンス、ナタリー・ポートマンなど、世界中からトップスターやセレブリティが集結しています。
ハリウッドスターに注目が集まりがちですが、北欧の俳優陣も負けてはおりません!
2016年にアカデミー賞助演女優賞に輝き、名実ともにトップ女優となったスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデルは、自身が主役を務め、ジュード・ロウと共演している映画『Firebrand(原題)』を引っさげて登場。
『Firebrand(原題)』は、英国王ヘンリー8世の6番目の妻で最後の王妃として知られるキャサリン・パーを描いた歴史サスペンス。当初はミシェル・ウィリアムズが主演の予定でしたが、降板したため、アリシア・ヴィキャンデルが代役に決まったもの。
アリシアはフォトコールに自身がブランドアンバサダーを務める「ルイ・ヴィトン」のネイビードレスとカスタムメイドのブラックサンダルで登場。ダイヤモンドのイヤリングとリングも「ルイ・ヴィトン」のハイジュエリーコレクションから。シンプルなまとめ髪とよく似合っていますよね。
レッドカーペットには夫で俳優のマイケル・ファスベンダーと登場。しなやかなシルクジョーゼッドにビーズとクリスタルを刺繍したロングドレスを着用しました。こちらも同じく「ルイ・ヴィトン」のもの。
ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描く『インディ・ジョーンズ』シリーズの第5作目『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に出演している、デンマークの俳優マッツ・ミケルセンもレッドカーペットに登場しました。
フォトコールにはカジュアルな装いで登場も、さすがの渋さが滲み出ています。(中央右:マッツ・ミケルセン)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は6月30日に全世界で同時公開。ハリソン・フォードがインディを演じるのは本作が最後ということもあり、カンヌ映画祭の特別招待作品としてプレミア上映されました。
本作でハリソン・フォードの“最後の敵役”を演じているのがデンマークが誇る名優マッツ・ミケルセン。
マッツ・ミケルセンは記者会見で「この映画シリーズは子供の頃、兄と何度も何度も繰り返し観ましたね。俳優を志す前は彼(インディアナ・ジョーンズ)になりたいと思っていましたよ。この映画は世界にインパクトを与えた作品ですよね。『インディ・ジョーンズ』は皆に愛されています。その理由は、この作品とキャラクターに魅力があるからだと思います。インディには欠点があり、嘘をついたり、盗みを働いたりするんですが、それでも私たちは彼のようになりたいと思う。それだけ、魅力があるんですよね。(中略)そんな作品に参加できたことをとても誇りに思っています」とユーモラスに話しました。
同映画祭の最高賞「パルム・ドール」の行方も楽しみな第76回カンヌ国際映画祭。北欧俳優陣の作品もぜひチェックしてくださいね!