ブラッド・ピットがフィンランドで芸術家デビュー！彫刻作品9点を初公開

フィンランドのタンペレにある「サラ・ヒルデン美術館（Sara Hildén Art Museum）」で開催される展覧会『THOMAS HOUSEAGO – WE WITH NICK CAVE & BRAD PITT』で、米俳優のブラッド・ピット（Brad Pitt）が初めて自身のアート作品を発表します。

Photo : Jussi Koivunen / Sara Hildén Art Museum

展覧会の中心となるのはイギリス出身でアメリカ在住の彫刻家トーマス・ハウシーゴ（Thomas Houseago）の作品。ハウシーゴはブラッド・ピットの友人としても知られており、今回はハウシーゴの個展の一部としてブラッド・ピットとオーストラリア出身のシンガーソングライター、ニック・ケイヴ（Nick Cave）の作品が展示されます。

Photo : Sami Kero/HS/LEHTIKUVA/ www.theguardian.com

※9月22日追記
ブラッド・ピットは9月17日に現地を訪れ、オープニングセレモニーにサプライズ登場。2017年から、ほぼ独学でセラミックアートの制作を始めたといい、「制作活動は自分にとって内省の時間になっていて、人間関係の失敗や人生につまづいた時のことを表現している」と話したそう。アンジェリーナ・ジョリー（Angelina Jolie）との離婚問題がきっかけ？ と思わせるような発言でドキッとしてしまいますね。

今回展示されるブラッド・ピットの作品は全9点。サラ・ヒルデン美術館のプレスリリースによると、「ブラッド・ピットの彫刻作品は今回初めて公開されます。複数の人体模型を使って銃撃戦のシーンを描いたレリーフ作品や、異なる口径の銃で撃たれた透明なシリコン製の建造物のシリーズがあります。また、『House A Go Go（2017）』 と題した彼の初めての彫刻作品は、木材の端材を組み合わせて作った高さ46cmの家型のアート作品です」

今年8月には、映画『ブレット・トレイン』のプロモーションで3年ぶりに来日したブラッド・ピット。世界的な人気は今も健在で、年齢を重ねてさらに輝く彼のアート作品も気になりますね。同展覧会の会期は2023年1月15日（現地時間）まで。詳細は下記にてご確認を！

【Information】
Sara Hildén Art Museum
Laiturikatu 13
33230 Tampere, Finland
https://www.sarahildenintaidemuseo.fi/en/exhibition/thomas-houseago-we/