スウェーデンの陶芸家イングリッド・ウンショールドの作品展開催、飾りたくなる食器や花瓶たち

2022.09.03

東京・中目黒のレストラン「RIVERSIDE CLUB」内のスペースにて9月10日から、スウェーデンの陶芸家イングリッド・ウンショールド（Ingrid Unsöld）の作品展が開催されます。

FRECKLED　ー「そばかす」という名のシリーズ最新作。庭の草花や雑草でさえも飾ることを楽しむスウェーデンの人々に人気の花器。Photo：机宏典

スウェーデンの首都ストックホルムで創作活動を行うウンショールドは、デザインやインテリアに目の肥えたスウェーデン人から注目を集める若手陶芸家の一人。

自然やポップカルチャーからインスピレーションを得て製作されるウンショールドの作品は、同じシリーズであっても一点ずつ異なる微妙な色やデザイン、土と釉薬の融合によって現れる模様の違いが大きな特徴。均一性とは真逆の価値観であり、それは多様な人種や価値観が社会を形成する現代のスウェーデンを感じさせます。

写真左：PINK（ELEPHANT　コロナのパンデミック初期に発表され、オリジナルのピンク色がスウェーデンで人気のシリーズ。本展では新色も）写真右：RILLA（日本の枯山水を彷彿とさせる代表作）Photo: Emelina Franzén / Ida Borg

日本での本格的なお披露目は今回が初となる本展では、ウンショールドの代名詞的な作品を中心に、日々の暮らしに取り入れやすいテーブルウェアや花器などのインテリアピースを含めたストーンウェア全8シリーズを展示、販売。また、9月10日、11日、12日はウンショールド本人が来店する予定。（詳細はページ下部に記載）

この機会にぜひ、北欧・スウェーデンの“今”のものづくりとデザインに触れてみてください。

Ingrid Unsöld Photo：Ida Borg

■INGRID UNSÖLD / イングリッド・ウンショールド
1975年生まれ。スウェーデン・ストックホルム育ち。デンマーク王立芸術大学アート、セラミックデザイン科卒業。現在、ストックホルムのスタジオにて作陶。長年インテリアデザイナーとして活躍しつつも陶芸への夢を諦めず、陶芸家に転身。スウェーデンにおいてもっとも権威ある陶芸家の一人、Kenneth William氏に師事。

ひねりとユーモアを加えたグラフィカルな形状とコンセプトを追求し、日常使いのテーブルウェアからインテリアピース、オーダーメイドの骨壷にも定評があり、熱心なファンは多数。スウェーデン国内のインテリアショップからのオファーも多く、昨年秋にリニューアルオープンして話題となったストックホルムの美術館「Liljevalchs（リリエヴァルクス）」のミュージアムショップでは、トップアーティストたちの作品とともに販売され、人気を博している。また、ストックホルムの高級レストランでも作品が採用されるほか、AI技術を用いたフレグランスブランドなど異業種とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。
https://ingridunsold.se/

RIVERSIDE CLUB

会場となるレストラン「RIVERSIDE CLUB」は、食・アート・音楽など、東京のカルチャーが集結する中目黒の人気オールデイラウンジ。東京のフードカルチャーを牽引するシェフや話題のお店のメニューを提供するほか、最新のアートやグラフィックを発信するとともに、さまざまなブランドとのコラボレーションを行うなど、今までになかった「大人のラウンジ」を提案しています。
https://theworks.tokyo/first-floor

【Information】
イングリッド・ウンショールド作品展
会期：2022年9月10日（土）～10月2日（日）
会場：RIVERSIDE CLUB
住所：東京都目黒区青葉台3-18-3
時間：10:00～21:00（木・金・土は23時まで、祝日は21時まで）
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、営業時間が変更となる場合があります
※会場はレストランご利用のお客様がいらっしゃり、スペースに限りがあります

＜イングリッド・ウンショールド来店予定日＞
9月10日（土）・11日（日）14時～17時、12日（月）13時～15時