ノルウェーのイングリッド王女、成人を祝うガラディナーに妖精のようなドレスで登場
今年1月21日に成人(18歳)を迎えたノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女の誕生日を祝う記念式典が現地時間の6月16日、首都オスロで行われました。同日夕方には、2020年6月にオープンした公共図書館「Deichman」でガラディナーが開催され、イングリッド王女を一目見ようと多くの人が詰めかけました。
イングリッド王女は、ふんわりと揺れるシフォン素材のドット柄ベアトップドレスに白いショールを羽織った北欧の妖精のようなスタイルで登場。図書館前に訪れた人々に、18歳らしい爽やかな笑顔で手を振って答えました。

Photo: Håkon Mosvold Larsen / NTB / Kongehuset
ガラディナーにはノルウェーのロイヤルファミリーやヨーナス=ガール・ストーレ首相夫妻をはじめ、エミリエ・エンゲル・メール法務大臣、女優のイナ・スヴェニングダル、歌手アマンダ・デララなど、若い世代の著名人も多く出席。イングリッド王女はスピーチで、ゲストとこの日のために準備してくれたすべての人に感謝の意を述べました。

Prinsesse Ingrid Alexandra Photo: Ida Bjørvik, Det kongelige hoff
式典の翌日にはノルウェー王室の公式ホームページで最新のポートレートが公開されました。写真撮影は王宮で行われ、イングリッド王女は曾祖母のインゲボー王女から受け継いだダイヤモンドと真珠のティアラ、成人となった日に贈られた勲章やメダルを身に着けています。この姿で記念撮影するのは初めてのことだとか。
イングリッド・アレクサンドラ王女はノルウェー次期国王のホーコン王太子とメッテ=マリット妃の第1子。
ノルウェーでは1990年に憲法が改正され、性別に関係なく第1子が王位継承資格を有することが定められたため、第2子のスヴェレ・マグヌス王子ではなく、イングリッド・アレクサンドラ王女が将来の国王となる予定です。
