祝成人!未来のノルウェー国王、イングリッド・アレクサンドラ王女が18歳に
現ノルウェー国王ハーラル5世の孫で王位継承順位第2位のイングリッド・アレクサンドラ王女が1月21日に18歳の誕生日を迎え、ノルウェー王室の成年皇族となった。 王女の誕生日を記念して、ノルウェー王室がポートレートを公開。国内外から多くのお祝いメッセージが寄せられ、ぐっと大人になった王女の表情と凛とした佇まいにも注目が集まった。
イングリッド・アレクサンドラ王女はノルウェー次期国王のホーコン王太子とメッテ=マリット妃の第1子。
ノルウェーでは、1990年に憲法が改正され、1990年以降に生まれた子どもについては性別に関係なく第1子が王位継承資格を有することが定められた。そのため、第2子のスヴェレ・マグヌス王子ではなく、イングリッド・アレクサンドラ王女がホーコン王太子に次ぐ王位継承順位第2位となり、将来王位を継ぐことが期待されている。
宮殿で行われた成年関連行事では、国王から2つの勲章を授与され、政府関係者からの祝辞を受けたイングリッド・アレクサンドラ王女。その後、国王とホーコン皇太子とともに議会へ初参加。国王・皇太子以外の王位継承者が議会に参加するのは初めてだという。
また、王女はノルウェー国営放送の公式インタビューにも対応し、国王になる意志について「私は自分自身の境遇にとても感謝しています。もちろん、違う人生を夢見ることはできますが、自分が実際に歩んでいない人生は想像しがたいものです。私はまだ若いので、その時が来るまで多くのことを経験するつもりです」と答えている。
昨年11月にはノルウェー軍のパラシュート降下訓練にも参加したイングリッド・アレクサンドラ王女。プライベートでは、スキーとサーフィンに夢中だというアクティブな側面も併せ持つ18歳。成年皇族としてのこれからの活動にも注目したい。
Photo:The Royal House of Norway