夏でも楽しめるフィンランド。フィンランドだけのユニークな夏の過ごし方とは?

2023年もあっという間に2月です! 夏休みに海外へ行くなら、そろそろ計画を立て始めたいところですね。
今回は、Visit Finland(フィンランド 政府観光局)がおすすめしているフィンランドの地理や文化を活かしたユニークな過ごし方&訪れたいスポットを厳選してご紹介します。夏の旅行のデスティネーションを決めるのにぜひお役立てください♪

フィンランドの夏至祭 Solsticefestival

Photo:Pietari Purovaara & Keksi

1. 地球のてっぺんで夏至を祝う

真夜中になっても太陽が沈まない「白夜」。北極圏付近では夏至前後に起こる自然現象です。フィンランド最北のラップランドは、その「白夜」を体験できる最適な場所の一つ。今年は6月22日(木)から24日(土)までの間、森と湖に囲まれた北極圏の高地・ルカトゥントゥリ(Rukatunturi)で夏至祭が行われる予定です。国内外のアーティストによるコンサートやインスタレーション、アウトドアアクティビティなどで自然の光と生命力を祝います。現地の人々と一緒に長い夏の夜を楽しんでみましょう。
詳細:https://solsticefestival.fi/

トム・オブ・フィンランドの作品

トム・オブ・フィンランドの作品/Visit Finland

2. トム・オブ・フィンランドの世界へ踏み込む

世界的にも著名なフィンランド人アーティスト、トム・オブ・フィンランド(本名:Touko Valio Laaksonen/トウコ・ラークソネン)の作品と人生を紹介する大規模展覧会が4月28日(金)から10月29日(日)まで、キアズマ現代美術館(The Museum of Contemporary Art Kiasma)にて初開催されます。トム・オブ・フィンランドは、性的マイノリティに対する差別が激しかった時代に筋骨隆々としたゲイ男性を描き続け、ゲイアートの先駆者として20世紀後半のゲイカルチャーに大きな影響を与えた人物です。本国フィンランドでは映画化もされた偉大なアーティストの生涯に触れるチャンスをお見逃しなく。
詳細:https://kiasma.fi/en/exhibitions/tom-of-finland/

Bodom Bar & Sauna

Photo:ボドム・バー&サウナ, Antti Rastivo

3. ヘヴィメタファンが集うバーでサウナ浴を体験

実は、フィンランドはヘヴィメタルバンドの数が人口比で世界一の国と言われているのをご存知でしょうか。そんなメタル大国で活躍したデスメタルバンド「チルドレン・オブ・ボドム(Children of Bodom)」のメンバーが手掛けた「ボドム・バー&サウナ(Bodom Bar & Sauna)」は、ヘヴィメタファンが集うスポットとして知られています。1993年にバンドが活動を開始した南部の都市・エスポー(Espoo)にあり、クラフトビールを取り揃えたバーとサウナに加えて、「チルドレン・オブ・ボドム」のミュージアムを併設。ハードロックカフェと大衆酒場を融合させたようなこの場所では、サウナ&ヘヴィメタルというフィンランドの特徴的な文化を気軽に体験することができます。

Tour Lakeland

Photo:Visit Finland、Juho Kuva

4. 夏の自転車ロードレース「ツール・ド・レイクランド」に参加

北欧を含むヨーロッパでもっとも人気のあるスポーツの一つ、自転車ロードレース。フィンランドでは、7月14日(金)と15日(土)にかけて、国際自転車競技連合(Union Cycliste Internationale)のグランフォンド・ワールドシリーズの認定レースである「ツール・ド・レイクランド(Tour Lakeland)」が開催されます。2021年に欧州グリーン首都賞を受賞したラハティ市(Lahti)の美しい自然景観の中を走るロードサイクリングレース(100kmと145kmレース)で、アマチュアもグループ参加できるそう。もちろん観戦だけでもエキサイティング! 気になる方はチェックを。
詳細:https://tourlakeland.fi/en/

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THE STYLE OF NORTH 編集部

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