フィンランドのバレンタインデーは「友達の日」、フィンランド流スイーツでお祝いしよう♡
フィンランドのバレンタインデーは他の国とは違う独特の習慣があるのをご存知ですか?
フィンランドのバレンタインデー(2月14日)は「ユスタヴァンパイヴァ(Ystävänpäivä)=友達の日」と呼ばれ、友達と友情を分かち合う日なんです。
国連による世界幸福度報告書(World Happiness Report)で、3年連続世界で最も幸福な国に選ばれたフィンランド。フィンランドの人々に彼らを幸せにしてくれるものは? と聞けば、きっと多くの人が「友達」だと答えるでしょう。フィンランドのバレンタインデーは、恋人のためだけでなく、友人同士で楽しくお祝いをする日として親しまれています。
フィンランドの友達の日とは?
「友達の日」は、1996年から正式にフィンランドのカレンダーに記載されるようになりました。友達、同僚、隣人、そして、もちろん恋人同士など、周りの人へ想いを届ける日であり、クリスマスに次いで一年で2番目に多くカードやハガキが贈られる日でもあります。当日は皆で集まって食事やお茶をしたり、スケートやそり遊びなどのウィンタースポーツを楽しみます。
来たるバレンタインデーに向けて、Visit Finland(フィンランド政府観光局)がフィンランド流のバレンタインデーを楽しむ方法として、フィンランドのホームメイドケーキの中で最も人気のある「モカブラウニ―(Mokkapalat)」のレシピを教えてくれましたので、今回こちらでご紹介したいと思います。
<材料>
マーガリン(もしくはバター):200g
卵:4個
砂糖:240g
小麦粉:300g
ココアパウダー:大さじ3
ベーキングパウダー:小さじ3
バニラシュガー:小さじ2
牛乳:200cc■アイシング部分
溶かしバター(もしくは溶かしたマーガリン):100g
アイスコーヒー:100cc
アイシング用砂糖:450g
ココアパウダー:大さじ2~4
バニラシュガー:小さじ2<作り方>
1、バター(またはマーガリン)を溶かして粗熱を取る。
2、卵を溶きほぐし、砂糖と合わせて白くなるまで混ぜる。
3、2に1の溶かしバターを加える。
4、小麦粉、ココアパウダー、ベーキングパウダー、バニラシュガーを混ぜ合わせる。
5、3に4で混ぜた粉類と牛乳を加える。
6、型にオーブンシートを敷き、5を流し込む。
7、200度のオーブンで10~15分焼く。粗熱が取れたら型から外す。
8、アイシングの材料を混ぜ合わせ、冷めしたケーキの上に塗る。お好みでカラフルなトッピングシュガーなどを飾りつける。レシピ提供:Martha Organization
フィンランドで愛されるモカブラウニーは、自宅で手早く簡単に作れ、バレンタインデーのギフトにもぴったり。チョコレートはもちろん、コーヒーやモカ味が好きな人にもおすすめです。フィンランドは世界の中でも一人当たりのコーヒーの消費量が多い国であり(年間約10kg)、人気のあるケーキがコーヒー味というのも納得です。
ちなみに、フィンランドの有名なチョコレートは日本でも購入が可能です。フィンランドの国民的チョコレートブランドで、日本人の観光客にもお土産として大人気の「ファッツェル(Fazer)」は、イトーヨーカドーや飯能市のメッツァビレッジで、フィンランドの様々なお菓子と一緒に販売されています。ぜひこちらも試してみてくださいね。
それでは皆さんも素敵なバレンタインデーをお過ごしください♡