ミナ ペルホネンも参加、サステナブル・ファッション・サークルのコットンTシャツが限定販売中
レストランや商業施設などを運営する株式会社クルック（本社：東京都渋谷区）が発足したサステナブルな価値観を広めるためのプロジェクト「サステナブル・ファッション・サークル」より、第一弾となるオリジナルTシャツ企画がスタートしました。
Tシャツ企画に参加する企業とアーティスト
今回の企画では、5組のデザイナーやアーティストとコラボレーションし、プレオーガニックコットンからオリジナルTシャツを制作。伊勢丹新宿店、渋谷パルコ、ナノ・ユニバースの店頭と各オンラインショップにて限定販売が行われています。（ナノ・ユニバースは8月14日から予約販売受付中）
その中から本記事では、北欧に関わりの深いファッションブランド「ミナ ペルホネン（minä perhonen）」とイラストレーターのWALNUTさんのデザインを、本人のコメントとともにご紹介します。
minä perhonen Long T-shirt（サイズS・M・L／各8,800円）
ミナ ペルホネン（minä perhonen）
デザイナーの皆川 明がこの企画のために描き下ろしたコットンの絵をプリント。インドのコットン畑で採れたやわらかなコットンを銀箔を使ってプリントされています。「ミナ ペルホネン」らしい、シンプルでラフな筆跡が残るイラストがキュート。ロングTシャツはブラック・ホワイトの全2色。半袖Tシャツ（各7,920円）も展開。
PROFILE／皆川 明（みながわあきら）
1967年生まれ。1995年に「minä perhonen」 の前身である「minä」を設立。ハンドドローイングを主とする手作業の図案によるテキスタイルデザインを中心に、衣服、家具、器、店舗や空間ディレクションなど、日常に寄り添うデザイン活動を行っている。デンマークの「クヴァドラ（Kvadrat）」やスウェーデンの「クリッパン（KLIPPAN）」といった北欧ブランドへのデザイン提供も行う。
サステナブルな循環を目指す時、物にだけ注力したのではかえって実現が難しくなる。
物を作る仕組みの中で『人が大切に作る』というマインドをきちんと持たないとそこから生まれたものは大切に扱われない。
人が大切に作れば作られた物を大切に扱いたくなるので無駄を出さないよう余分に作らなくなり、捨てるということも減り、使う人も作った人を想い、大切に使う。
自然とそのような気持ちが生まれるようにすることがサステナブルな社会を継続することになると私たちは考えています。ー皆川 明
WALNUT Long T-shirt（サイズS・M・L／各8,800円）
ウォールナット（WALNUT）
今春に開催された渋谷パルコでの個展が好評だった東京在住のイラストレーター「ウォールナット」によるTシャツは、線画による都会的なイラストがポイント。ポップなテイストがあふれる手描きのデザインです。カラーはブラック・ホワイトの全2色。同デザインの半袖Tシャツ（各7,920円）もあり。
PROFILE／WALNUT
日本をはじめ、ノルウェー、南アフリカ、スペインなど世界各国のミュージシャンのグッズデザインを担当する他、さまざまなファッションブランドのイベントにイラストが起用されるなど、ジャンルを問わず幅広く活動中。2018年から世界中を旅しながら制作を続けている。
安くて手軽になんでも手に入るこの時代に、自分の選択を見直すきっかけになれたら嬉しいです。
わたしたちは限られた資源を賢く使っていかなければなりません。
まずは自分にできることから。
今回デザインしたTシャツは、自立したかっこいい女性をイメージしています。
そしてファッションアイテムのひとつとして取り入れてもらえるようなイラストを意識して描きました。－WALNUT
今回のプロジェクトで使用される素材“プレオーガニックコットン”は、株式会社クルックが伊藤忠商事株式会社と協業で取り組む、農薬被害に苦しむインドのコットン農家支援プログラムによるもの。オーガニックコットンに認定される前に収穫された無農薬で育てられたコットンのことで、正式なオーガニックコットンになる前の、オーガニックへの橋渡しをしているコットンです。
Tシャツ企画にはこの他に、アンリアレイジ（ANREALAGE）、コムアイ（水曜日のカンパネラ）、 森本千絵（goen ° ）も参加。プロジェクトでは、売上5の%をコロナ禍で苦しむシングルペアレンツと子供たちを支援する活動に寄付する予定。寄付先のプロジェクトは8月中にオフィシャルサイトで発表される予定です。
