初の3Dデジタル開催、ヘルシンキ・ファッション・ウィークが視聴登録を受付中
7月27日にスタートするヘルシンキ・ファッション・ウィーク 2020(Helsinki Fashion Week 、以下:HFW)。今年は、厳格なサステナブル基準を満たしたブランドを選出し、3Dデジタルファッションショーという初の形式で発表される。
HFW2020には、世界各国から選出された15のサステナブルなブランドが参加。全ブランドが、ファーやレザーといった動物性素材を使用しないヴィーガンブランドだ。
さらに、ファッション・ウィークに先駆けて、7月20日より「デザイナー・レジデンシー・プログラム(DESIGNER RESIDENCY PROGRAM)」というユニークな取り組みも実施。
透明性とコラボレーションに焦点を当てた同プログラムでは、デザイナーらがエシカル&サステナブルなファッションの未来について議論を交わすトークセッションや、サステナブル素材によるコレクション制作の裏側などが、7月26日まで毎日ストリーミングで公開されるという。
同プログラムには、日本から唯一、糀 泰佑がクリエイティブディレクターを務めるファッションブランド「KoH T(コーティー)」が選出されている。
2019年にスタートした「KoH T」は、“歴史を紡ぎ未来を創る”とのコンセプトのもと、伝統技術の復活と新技術の開発、サステナブルなものづくりを実践している。HFW2020では、3Dデザイナーと協業し、北欧のテキスタイルブランドや日本のテキスタイルアーティストとコラボレーションしたコレクションを発表するという。
なお、3Dデジタルファッションショーとデザイナー・レジデンシー・プログラムは、事前登録により一般の方も視聴が可能。詳細・視聴登録はこちらから。