デンマークのフレデリック皇太子一家が参加、毎年恒例の「ロイヤル・ラン」が延期に
デンマークのフレデリック皇太子が50歳を迎えたことを記念して、2018年から毎年6月にデンマーク国内で開催されているチャリティーマラソン「ロイヤル・ラン(Royal Run)」。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、9月に延期されることが決定した。
「ロイヤル・ラン」は、フレデリック皇太子がメアリー皇太子妃、クリスチャン王子、イザベラ王女、双子のヴィンセント王子とヨセフィーネ王女とともに、デンマーク各地を市民と一緒に走るマラソンイベント。毎年異なる都市を巡回していて、2020年は首都のコペンハーゲン(Copenhagen)、ソンダーボルグ(Sønderborg)、オールボルグ(Aalborg)、オーデンセ(Odense)など6つのエリアを縦断して開催される予定になっている。
イベントには、プロのアスリートや市民ランナーだけでなく、子供や高齢者、外国人、ハンディキャップのある人も参加でき、すでに8万人が申し込みをしているという。
昨年は、イベント直前にヘルニアが発覚して、予定していたコースを走ることができなかったフレデリック皇太子。今年の1月にもスイスの高級リゾートでスキー中に転倒し、肩を手術をしたというニュースが舞い込んで来たが、どうやら「ロイヤル・ラン」には参加できるようだ。
フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃は、イベント主催者を通して「私たちはロイヤル・ランのためにこのシューズ(写真上)を履くことを楽しみにしています。私たちはすべてのランナーが走ることへの熱意と健康を維持してくれることを望み、ロイヤル・ランが皆さんにとって夏休み後の重要なイベントになることを願っています」とコメントを発表している。