働き方改革⁉北欧発のスタンディングワークでテレワークが快適に

新型コロナウイルスの感染拡大により、日本をはじめ世界中でテレワークを実施する企業が増えています。ですが、急遽テレワークに切り替えたものの自宅のデスクが長時間の仕事に適さない、ローテーブルで正座して仕事をするのがつらいといった悩みも聞こえてきます。

そこでおすすめしたいのが、スウェーデンで生まれた「デスクライザー」です。

Freedesk

スタンディングワークで集中力もUP

スウェーデンのフリーデスク(Freedesk)社が開発した「デスクライザー」は、普段使っている机の上に乗せるだけで、スタンディングワークが可能になるポータブルデスク。小型で軽量のデスクライザーは持ち運びしやすく、使わないときはフラットに折りたためるので、場所を取らずにコンパクトに収納が可能。高さは使う人の身長に合わせて9段階に調整でき、両手で持ち上げるだけのシンプルな構造です。

座っているのに疲れたら、デスクライザーをセットして立ち姿勢で仕事をするーー。こまめに姿勢を変えることで、疲労軽減や集中力の向上につながるとされています。

Freedesk

木のぬくもりを生かしたデザインがポイント

私たち現代人は一日の大半を座って過ごしています。シドニー大学の研究チームが世界20か国の成人を対象に、平日の座位時間について調査した結果、日本人は1日平均420分(7時間)で、世界でもっとも座位時間が長いことがわかっています。また、近年の医学研究により、座りすぎは飲酒や喫煙と同じくらい健康を損なうリスクがあるとも報告されており、座りすぎのライフスタイルを改善することが急務です。

1970年代にスウェーデンから始まったスタンディングワークは、北欧ではごく当たり前の光景になっています。自動車メーカーのボルボ(VOLVO)や通信機器メーカーのエリクソン(Ericsson)といったスウェーデンを代表する企業もスタンディングワークを取り入れている他、デンマークでは政府が企業に対して、高さを調整できる昇降式デスクの導入を推奨しているほど。

Freedesk

ローテーブルの上に置けば姿勢の改善にも◎

日本でもデスクライザーを使ってスタンディングワークを実践している人が増えているようで、利用者からはこんな声が届いています。

●編集者・ライター 一田憲子さん
「たった一つの道具で、仕事の時間が激変しました。座り仕事が多い方、おすすめです」

●作家 かじやますみこ さん
「立ったり、座ったりできるのがいい。立っているときに、ロコモティブシンドローム予防になる片脚立ちやつま先立ちができて一石二鳥!」

●女性利用者
「お値段が高くて悩みましたが購入して正解です! 家で仕事をするとお尻が痛くなり、肩こりもひどかったのですが、デスクライザーで仕事をすると、一日の疲れが全く違います」

座りすぎ問題は、コロナウイルスの影響でテレワークをしている人たちにも当てはまる課題。デスクライザーを取り入れたスタンディングワークは、健康維持や生産性の向上だけでなく、働く人のウェルビーイング(well-being)を高め、働き方改革の実現にもつながるかもしれません。

日本では東京・渋谷区のライフスタイルショップ・エコンフォートハウス(ecomfortHouse)で取り扱いあり。気になる人は下記ウェブサイトにてご確認ください。

【Information】
エコンフォートハウス
https://www.ecomfort.jp/
商品のお問い合わせ:03-6805-1282(平日13時~17時)

※フリーデスク社のデスクライザーは両手での操作が必要なため、小さなお子様はご使用いただけません。片手で操作すると指をはさむ可能性がありますので、小さなお子様の手の届く場所ではご使用されませんようお願いいたします。

THE STYLE OF NORTH 編集部

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