北欧のジャスティン・ビーバー、歌手のヴィクター・レクセルに女子が夢中!
皆さんがスウェーデンと聞いて思い浮かべるのは、モダンな家具やインテリア? それとも福祉制度が充実した国というイメージでしょうか?
実はスウェーデンは、アバ(ABBA)、カーディガンズ(The Cardigans)、メイヤ(Meja)、アヴィーチー(Avicii)など、世界的に知られるアーティストを数多く輩出している、音楽の輸出大国でもあるんです。
さらに、90年代に活躍したバックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys)やブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、近年ではテイラー・スウィフト(Taylor Swift)、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)などの世界的ヒットソングの仕掛け人もスウェーデン出身のプロデューサーだったりします。
そんな世界のミュージックシーンを牽引するスウェーデンの音楽業界で現在、ネクストスターと目されているのが、23歳のヴィクター・レクセル(Victor Leksell)です。
ヴィクター・レクセルは、スウェーデンの新人歌手発掘番組「Idol」(2017)出身。番組では、セミファイナルで敗れたものの、2018年のデビュー曲「Tappat」がSpotifyで500万回以上再生されるなど、当時から注目度が高く、10代~20代を中心に圧倒的な支持を得ています。
2020年1月にリリースされたシングル「SVAG」は、4か月経った今もスウェーデンやノルウェーのヒットチャートの上位に滞在する、ヴィクター・レクセル最大のヒットソングです。
恋する男性の繊細な気持ちを歌った「SVAG」は、ヴィクター・レクセルの甘く切ない歌声との相乗効果で、北欧女子の心をギュッと鷲掴み♡ ファンの間では、北欧のジャスティン・ビーバー(!?)とも呼ばれていて、コンサートではその歌声を聴いて、嬉しさのあまり泣き出してしまう女の子も!
ファンのみならず、とにかく女性にモテモテなヴィクター・レクセル。外国人である筆者からすると、普通のスウェーデン人の男の子という印象なのですが(失礼!)、テレビの人気パーソナリティーや大物YouTuber、インフルエンサーらとの恋の噂が絶えず、雑誌やウェブサイトのゴシップ欄を騒がせたことも。
毎年、新たなアーティストがデビューし、移り変わりの激しいスウェーデンの音楽シーンの中でも、持ち前の歌唱力と甘い美声を生かして、デビューから安定した活動を続けるヴィクター・レクセル。
スウェーデンでは、海外のマーケットを見据えて英語で歌うシンガーが多い中、彼の楽曲はすべてスウェーデン語であることも、ヒットの要因の一つなのかもしれません。
日本ではまだ無名のヴィクター・レクセルですが、近い将来「来日公演決定!」なんてこともあるかもしれません。この機会に“青田買い”してみてはいかがでしょうか。