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【ノルウェー王室】マッタ・ルイーセ王女が騒動で公務から引退。スピリチュアルライフは継続か

ノルウェー王室は現地時間の11月8日、マッタ・ルイーセ王女(Princess Märtha Louise of Norway)が王室のすべての公務から外れると発表。今後、王女の称号をビジネスに使用することも禁止されました。

マッタ・ルイーセ王女は、ハーラル5世国王とソニア王妃の長女で王位継承順位4位。王女は以前から「私は天使と交信できる」と公に主張するなど、お騒がせ王女として知られていましたが、今年6月にアメリカ人の霊媒師シャーマン・デュレクことデュレク・ベレット氏と婚約を発表し、スピリチュアル活動がさらに活発化。ノルウェー国民からは「称号を金儲けに利用している」と批判されていました。

デュレク・ベレット マッタ・ルイーセ王女

スピリチュアルな絆で繋がるマッタ・ルイーセ王女と婚約者のデュレク・ベレット氏 Photo:DARYL HENDERSON/people.com

今回の王室のプレスリリースでは、「ルイーセ王女は自身の個人的な活動と王室との繋がりを明確に区別したいと願っており、国王と王室メンバーが協議の上、ルイーセ王女が今後すべての公務から退くことを決定した。ルイーセ王女が王室を代表する存在でなくなることは残念だ」と発表。ただし、「国王はルイーセ王女が称号を保持することを認めている。しかし、王女とその婚約者がビジネスでその称号を利用することはない」と書かれており、国王の意向によりルイーセ王女の称号ははく奪されない模様。

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若い頃からスピリチュアルに関心があったルイーセ王女は、以前から“天使と会話する”イベントなどに参加しており、王室の中でも少し浮いた存在でした。そして、2016年に離婚した元夫で作家のアリ・ベン(Ari Behn)氏が2019年のクリスマスに自殺して以来、スピリチュアルへの傾倒がさらに強まり、ベレット氏との出会いで加速度MAXに。

ちょっと胡散臭い(失礼!)ベレット氏は特殊能力があると自称しており、「2001年の米同時多発テロを予知した」と話したり、新型コロナウイルスを撃退できるエネルギー活性化メダルを販売したりしているそうです。

プレスリリースによると、「ルイーセ王女とベレット氏が結婚した場合、結婚後はベレット氏も王室メンバーの一員となるが、ベレット氏に称号は与えられず、王室の代表とはみなさない。ただし、家族の慶事や王室メンバーが参加する伝統行事にはルイーセ王女とベレット氏も参加する」とのこと。

ルイーセ王女とベレット氏は今後、代替医療の分野に専念すると話しているそう。二人のロマンスとビジネスの行方から目が離せません!

THE STYLE OF NORTH 編集部

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