アリシア・ヴィキャンデル、憧れだった日本での撮影について語る
Netflix映画『アースクエイクバード』(原題:Earthquake Bird)で主演を務めたアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)が、 Netflixが公開した動画インタビューで、憧れだった日本での撮影や苦労したという日本語での演技について語っている。
Netflix『アースクエイクバード』より
『アースクエイクバード』 は、日本滞在経験のあるイギリスの作家スザンナ・ジョーンズ(Susanna Jones)の同名小説を原作にしたサスペンスムービー。1980年代の東京を舞台に、行方不明の末に遺体で発見されるイギリス人女性のリリー(ライリー・キーオ)と、リリーの友人で日本の翻訳会社で働くルーシー(アリシア・ヴィキャンデル)、そして2人を知る日本人カメラマン禎司(小林直己)とのミステリアスな三角関係が描かれている。
劇中では、日本語と英語を操るバイリンガルを演じたアリシア。 3か月かけて日本語を猛特訓したそうだが、撮影前は緊張で眠れない日もあったという。
インタビューの中で、「小さい頃から日本の文化に魅了されていた」というアリシア。 日本の映画専門サイト「MOVIE WALKER」のインタビューでは、「父が村上春樹さんの大ファンで、私も小さいころから村上さんの本はすべて読んできたの。そこから日本のことが好きになり、いつか日本に来てみたいと思っていて、前回の来日でその夢が叶った。実は、今回のロケ中に父も日本に来ていたのよ」と話している。父娘で日本好きとは嬉しい!
2019年に開催された第32回東京国際映画祭では、アリシア・ヴィキャンデル、小林直己、ウォッシュ・ウエストモアランド(Wash Westmoreland)監督がレッドカーペットに登場。
アリシアは当日のインタビューで、日本とスウェーデンについて「以前は、まったく違う文化だと思っていたけれど、今回の撮影で4か月ほど日本で暮らしてみて、とても似ていると思ったの。例えば、ミニマリストなところや、木やガラスをよく使うところ。スウェーデン人も家の中では靴を脱ぐし、生魚をよく食べます。それに、私たちも行列に並ぶのが好きなのよ」とユーモアを交えて回答。チャーミングな笑顔とオスカー女優らしい別格の存在感で会場を魅了していた。
まだ『アースクエイクバード』 を見ていない人はぜひチェックを。アリシアの日本語を聞けるチャンス!
【Information】
Netflix映画『アースクエイクバード』
監督:ウォッシュ・ウェストモアランド
出演:アリシア・ヴィキャンデル、小林直己、ライリー・キーオ他
制作総指揮:リドリー・スコット
公式サイト:https://www.netflix.com/earthquakebird