スウェーデンの児童文学『小さなバイキング ビッケ』が映画になって登場、10月から全国公開

1970年代に日本で放送された名作アニメ『小さなバイキング ビッケ』(原作:ルーネル・ヨンソン)が、CGアニメーション映画としてよみがえり、10月2日より全国の劇場で公開される。

小さなバイキング ビッケ

映画『小さなバイキング ビッケ』

映画『小さなバイキング ビッケ』は、スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソン(Runer Jonsson)による児童文学「小さなバイキング」シリーズをオリジナルストーリーで描いた感動の冒険ファンタジー。漫画家・尾田栄一郎氏による「ONE PIECE」のモチーフになったことでも知られている。

日本では、ドイツと共同製作のテレビアニメが1972年から1974年にかけて放送され、最高視聴率20.5%を記録。半世紀にわたり、本国のスウェーデンをはじめ、世界70か国以上で愛されている児童文学の名作だ。

映画『小さなバイキング ビッケ』

今作は、あらゆるものを黄金に変えてしまう“魔法の剣”の秘密を解き明かす物語で、原作にはないオリジナルストーリーとして展開される。主人公のビッケが母イルバを救うために、海賊の父ハルバルや仲間とともに、大冒険を繰り広げる。

【STORY】
海賊フラーケ族の長ハルバルの息子ビッケは、力持ちだが頭の回転が鈍い父とは反対に、小柄で力はないが知恵では誰にも負けない。ある日、ビッケの母イルバが、海賊団の戦利品である“魔法の剣”の力で黄金に姿を変えられてしまう。

父ハルバルは案内役のレイフや船員たちとともに、海賊船で剣の秘密を解く旅に出発。置いてけぼりを食らったビッケも、こっそりと船内に隠れて旅に出た。辿り着いた謎の島で彼らを待ち受けていたのは、天上界から追放されたアスガルドの悪神ロキだった――。

映画『小さなバイキング ビッケ』

女優:伊藤沙莉(ビッケ役)

監督・脚本は、2013年にヨーロッパでリメイクされ人気を博した「小さなバイキング」のテレビシリーズに参加したエリック・カズ。アニメーション監督には、映画『SING/シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』などを手掛けたティモ・ベルクが名を連ねている。

主人公ビッケの日本語吹き替えは、テレビアニメ『映像研には手を出すな!』の声優としても話題を集めた女優の伊藤沙莉が担当。

【Information】
映画『小さなバイキング ビッケ』
監督:エリック・カズ/TVシリーズ「Vic the Viking」
アニメーター:ティモ・ベルク/映画 『SING/シング』『ペット』『怪盗グルーのミニオン大脱走』
声の出演:伊藤沙莉、三宅健太、前野智昭 他
配給:イオンエンターテイメント、AMGエンタテインメント
後援:スウェーデン大使館
©2019 Studio 100 Animation – Studio 100 Media GmbH – Belvision
https://vic-movie.com/

THE STYLE OF NORTH 編集部

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