『ミッション:インポッシブル』最新作がノルウェーで撮影再開、トム・クルーズのファンサービスがすごい
トム・クルーズ(Tom Cruise)主演の人気映画シリーズ『ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible)』の第7作(タイトル未定)の撮影が2020年9月から、北欧ノルウェーで再開されると現地メディアが伝えている。
8月下旬にイギリスで屋外シーンの撮影が行われていた本作だが、スタントマンによるアクションシーンの撮影でバイク事故が発生。幸いにも怪我人は出なかったが、約200万ポンド(約2,800万円)のバイクが大破し、事故原因の調査等のため撮影は一時中断していた。
その後、撮影に関する情報は伝えられていなかったが、ノルウェー放送協会(NRK)の報道によると、トム・クルーズと映画スタッフが8月28日夜にノルウェーのモルデ空港(Molde lufthavn )に到着。空港で新型コロナウイルスの検査を受けた後、ヘリコプターで滞在先の「Hotel Union Øye」に移動し、9月から再開される撮影に向けて準備を進めているとのこと。
どの国に行ってもファンサービスを惜しまないことで知られるトム・クルーズだが、それはこのコロナ禍でも変わらないようだ。ノルウェーに到着してすぐに、現地の人たちに素晴らしい“サプライズ”をプレゼントしたと、ノルウェーのニュースで紹介されている。
滞在先近くのレストランで偶然行われていた誕生会にサプライズ登場したトム・クルーズ。誕生会の参加者にお祝いの言葉を贈るとともに、時間をかけて全員と記念撮影を行ったという。
また、滞在先のホテルでも移動の疲れを見せずに、スタッフと談笑したり、記念撮影にも気さくに応じたという。記念撮影した人によると、トム・クルーズは「とても親切で礼儀正しい人でした。ホテル内ではマスクを外さず、常に人との距離を保つことに注意を払っていました」と話す。
実は、前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト(Mission: Impossible – Fallout)』の撮影でもノルウェーを訪れているトム・クルーズ。
クライマックスの息を吞む格闘シーンは、ノルウェーの人気観光スポット「プレーケストーレン(Preikestolen)」で撮影されたものだ。
※プレーケストーレン:ノルウェーのリーセフィヨルドにある崖の一つ。世界中から多くの観光客が訪れる、ノルウェーでもっとも有名な絶景&絶叫スポット。
今回の撮影は、ガイランゲルフィヨルド(Geirangerfjord)近郊の小さな町・オンダールスネス(Åndalsnes)とヘーレシルト(Hellesylt)で行われる予定だという。前作を超える常人離れしたスタントシーンが、少なくとも3つはあると言われる最新作。今から公開が楽しみだ。
『ミッション・インポッシブル7』は、2021年11月18日にアメリカで劇場公開予定。