3月25日はワッフルの日!スウェーデン伝統の薄焼きワッフルを作ろう
毎年3月25日はスウェーデンのワッフルデー。スウェーデンでは、「Våffeldagen(ヴォッフェルダーゲン)」と呼ばれるこの日に、老若男女問わず、みんなでワッフルを楽しむ慣習があります。
スウェーデン伝統のワッフルは薄焼きで、外側はカリカリ、内側はしっとりしているのが特徴です。ハート型に焼き上げるのが定番で、甘さ控えめの生地にリンゴンベリーやブルーベリーなどの甘酸っぱいベリー系のジャムと、ホイップクリームをトッピングして食べるのがスウェーデンのスタイル。
今回は自宅で簡単に作れる、編集部おすすめのレシピを併せてご紹介します♡
スウェーデン流 薄焼きワッフルのレシピ
<材料> (約8枚分)
小麦粉:350g
ベーキングパウダー:小さじ2
牛乳:400cc
無塩バター:100g
トッピング:ジャムやホイップクリームなどお好みで<作り方>
(1)バターは電子レンジ(600W)で10~20秒程度加熱して溶かしておく
(2)ふるった小麦粉に牛乳を少量ずつ入れてよく混ぜる
(3)2に1で溶かしたバターを入れてよく混ぜる
(4)ワッフルメーカーを熱して生地を流し込む(型の2/3程度にするのがコツ!)
(5)約2分間焼いたら、裏返して反対の面を2分焼く
(6)お好みのトッピングを乗せて出来上がり♪
スウェーデン流ワッフルのポイントは、作り方(4)の生地を流し込む量です。少なめにすることで薄くカリっと仕上がりますよ♪ また、砂糖を使っていないので、トッピングを変えれば食事メニューとしても楽しむことができます。スウェーデンでは、サーモンやエビなどの魚介類にサワークリームとディルなどをトッピングして食べる人も多いです。
3月25日がなぜスウェーデンのワッフルデーになったのかは諸説あるようです。一般的に知られているのは、イエス・キリストが生まれた12月25日から9か月遡った3月25日、聖母マリアの「受胎告知の日」にまつわる説です。
「受胎告知の日」はスウェーデン語で「Vårfrudagen(ヴォーフルダーゲン)」と呼ばれますが、これがワッフルの日「Våffeldagen(ヴォッフェルダーゲン)」の発音と似ていることから、人々がこの日にワッフルを食べるようになったといわれています。
これが事実であれば、空耳から始まったユニークな慣習とも言えますね。
3月25日は皆さんもおうちでスウェーデン流のワッフル作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。