北欧の若手指揮者に注目、スウェーデンの名門・エーテボリ交響楽団が23年ぶりに来日公演
海外の著名な指揮者やオーケストラ、豪華ソリストらの共演を実現するクラシックコンサート「東芝グランドコンサート」。39回目の開催となる2020年の公演では、スウェーデンの先進的な文化を象徴する名門エーテボリ交響楽団と、同楽団の首席指揮者で世界のトップオーケストラとの共演で注目を集める北欧の若手指揮者サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(Santtu-Matias Rouvali)を招聘する。
エーテボリ交響楽団は1905年設立。北欧を象徴する楽団として「スウェーデン国立管弦楽団」の名称も与えられており、これまでにシャルル・デュトワ(Charles Dutoit)、ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi)、グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)ら錚々たる面々が首席指揮を務め、本国スウェーデンのみならず、世界各地で高い支持を得ている。
2017年から同楽団の首席指揮者を務めるサントゥ=マティアス・ロウヴァリは、フィンランドのラハティ出身。クラリネット奏者の父とヴァイオリン奏者の母のもとで幼少からクラシック音楽に慣れ親しんだサラブレッドで、1985年生まれでありながら、すでにベルリン・フィル、BBC響、ロイヤル・スコティッシュ管、バンベルク響、フランス放送フィル、ロイヤル・ストックホルム・フィル、オスロ・フィル、ロス・フィル、シンシナティ響、ミネソタ響、東京交響楽団など、世界のトップオーケストラとの共演を果たす俊英指揮者として注目されている。
そんな彼から、日本のファンに向けた動画メッセージも到着。過去に来日経験のあるサントゥ=マティアスは「温泉に行くのが楽しみ」と話すお茶目な面も。
エーテボリ交響楽団の来日公演は2月28日、ミューザ川崎シンフォニーホールを皮切りに全国8か所で開催。詳細は 東芝グランドコンサートの公式サイトでチェックを。